やかんです。

現在開発中のポップコーンについての日記です。

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ポップコーンはこちら

今まで何してたか。

今まで、「プロジェクトマネジメントツール」としてのカラー強めで開発してきました。

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色々削ぎ落としたgithub的なものを目指してました

ただこれ、「じゃあgithubでええやん」となります。一応、notエンジニアの方もいじれるようにってことを考えて作ってはいたんですが、そうなると「それはnotionでええやん」となります。

うん、そうだよね。

で、まあ頑張って開発してはいたんですけど、11月入ってちょっと経ったくらいから、もう何作っていいんだかわからなくなり、なんのために作ってんのかもわからなくなって迷走してました。

反省。

反省というか、当時の状況の分析(と言うほど大層なものではない)をします。

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当時の振り返りですね

まず、原則を忘れて開発を進めてました。原則というのは、よくある「ユーザーは誰ですか?」みたいな基本的なQAです。

当時の気持ちとしては、「いいもの作ればみんな使ってくれる!だから開発急がなきゃ!」てな感じだったと思います。いやー、非常によくわかる。

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てか、ちょっと前の自分だからね

ただまあ、気持ちが先行しちゃった感ありますねー、「それは誰が使うの?」「なんのために作ってるの?」「それを使うとどんないいことがあるの?」とか、あるいは「なんの検証のためにそれを作っているの?」とかの基本的な質問に答えることはできなかった気がする。

まあでも、意図はあったと思うんだよな、、自分なりの。うまくいかなかったわけだけど。たとえば、ポップコーン上にチャット機能実装してたんですよ。「いや、絶対いらないやろ」って今は思うんですけど、当時は「ポップコーンに触れてもらう機会をいかに増やすか」みたいなことを念頭に開発してた気がします。一応、当時の自分なりの論理はあったんだと思います。

転機。

これもまた「転機」とか大層なものじゃないです。そもそも、「転機」ってなんかしらうまくいった人が使う言葉な気がします。

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正直「うまくいくかどうか」はどうでもよいと思っていたりする

東大生5人チームでAI Buildathon(という名前だったはず)というハッカソン的イベントに出場したんですよね。サイトはこちら(https://lu.ma/tewjarc9?tk=tEzpCu)。

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本当に誘ってくれた友達には感謝しかないです。ありがとう。チームの皆様もまじでありがとうございました。

3日間くらい(実質1.5日)でアイデアを練りつついい感じに動くもの作ってね、みたいな趣旨だと思ってるんですけど、これが当時の自分にすごく啓発的というか目から鱗で。

自分たちのアプリケーションの、「鍵となる機能」で刺しにいかないといけないなって思いました。瑣末な機能を100個並べて「これもあります、あれもあります」というより(それももちろん素敵だし尊いですが)、「この機能しかないけど、これがめちゃイケです」みたいな戦い方の方が、現状に適していると感じました。

実装する機能の数は、自分のマネジメントコストに直接的に関わってきます。仮に100個の機能を整合性を維持しつつ整然と目的に則って実装できるならいいんですけど、自分にそんなマネジメント力は全くもってないので、自分が管理できる最大数以下の機能を実装し、それを検証し、ブラッシュアップするという開発をすることが肝要なのでは、と。

というわけで、今。

プロジェクトマネジメントツールを開発するという筋の欠点。

  • 既存ツールで十分だったりする。
  • 「プロマネのための追加コスト」を要求する点が、対象として想定しているユーザー(主に学生)と馴染んでいない。
  • そもそもこれ系の「プロジェクトマネジメントツール」は、上手な人が上手に利用すれば効果がすごい発揮されるけど、対象として想定しているユーザーはそうでない。結局、よくわからなくプロジェクトマネジメントツールのマネジメントがめんどくさくなって放置するのがあるあるなオチ。だから、この点でも対象としているユーザーと馴染んでいない。
  • 大前提として、プロマネツールは、プロマネに意欲がある人が使うもの。これも対象としているユーザーと馴染んでいない。

じゃ、どうしよっか。自分のアプリケーションにおいて「便利にプロマネができます」は価値にならない。「プロダクト案」と題して、

  • 目的:学生主体のプロジェクトの自然消滅・不完全燃焼をなくす
  • 解決したい症状:学生にとって、「最後までプロジェクトをやり切る」ことはかなり難しいことなのではないだろうか?たとえば、ビジコンやアクセラ、ハッカソンでそれっぽくスタートを切ることはできても、それらのプロジェクトは自然消滅しがち。
  • 症状の原因(仮説):プロマネのコストが高い。プロジェクト参加者のモチベが低いことは問題ではなく、低いモチベでも取り組めるくらいプロマネのコストが低ければ良いのだが、現状そうなっていない。
  • これらを踏まえて目標:ポップコーンを導入したチームあるいは個人は、必ず最後までプロジェクトをやり切ることができる ← 最後までやり切るってなんやねん、抽象的。
  • 手段:
    • プロマネのセオリーをTODO化する。チェックリストの提示。
    • 議事録のフォーマットの提示(これは最低限決めようねみたいな)
      • 「毎回mtgの目的を設定しよう」てきなところに落ち着くかもしれん
    • 議事録、slackの解析 ← 意外とこれが鍵だったりするのかなあ

うーん、これが今の自分の頭の最前線かなあ。。

てな感じで、頑張っていこうと思います。これまじで結実するんかね?まあ、とりあえず頑張ってみようかなって思ってます。

以上です!最後までお読みいただき、ありがとうございます。